2018年6月25日
「善きことはカタツムリの速度で動く」マハトマ・ガンジーの言葉。
その言葉から思い描く通り、インド最貧困のビハール州の村の人々との仕事は、とても時間のかかるものですが、だからこそひとつひとつの小さな前進が励みにもなってきました。
アパレルブランドとしてのものづくりへのこだわりと、人・モノ・環境すべての視点から、ブランドのあり方を試行錯誤しつつ、約5年の歳月をかけ、南インドのオーガニックコットンを東部ベンガル州の手織り職人によって手織してもらうことが可能となり、東北部ビハール州では、野生の蚕を手紡ぎ・手織りする技術を持つ村と出会うことができました。
素材に従事する村々の仕事の尊さもさることながら、生産現場には、ニマイニタイの仕事によって手に職を持っていきいきと生活を営む仲間がいます。
そして、2016年には、辻信一さんとペマ・ギャルポさんが進められてきたプロジェクト(ブータンのチモン村での在来種によるオーガニックコットン再生)に参加し、ブータンを訪ね、そこで出会った力強い糸が生地となった力強く美しい布。
インドとブータン、それぞれのローカルの地で紡ぎ出され、動きはじめた仕事を、今回の展示ではお話し会を交え、ご紹介させていただきます。
会期:2018/7/6(fri) – 7/8(sun)
場所:カフェゆっくり堂
JR戸塚駅東口より徒歩7分 善了寺境内
時間:11:30-17:00
TEL: 090-6013-0451
E-mail: info@nimai-nitai.jp
イベント中、同会場にてお話会を開催します。
是非ご参加ください
bar SLOW ローカルで紡ぎだされる仕事
インド-ブッダガヤの女性たち、アウトカーストの村人の暮らしと仕事をテーマに、NIMAI-NITAIデザイナー廣中桃子、カルヴィーン・シンのお話を、カフェゆっくり堂店主・辻信一さんとともに楽しむ会です。
日時:7/6(fri) 18:00開場 19:00-20:30
参加費:1,000円+ワンオーダー
申込はナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp まで