産地 / INDIA

Step 1 原料

1-a オーガニックコットン綿
Tamil Nadu
南インドタミルナドゥ州にある綿農家から、農薬や化学肥料を使わずに育てられたオーガニックコットンを仕入れています。厳しい基準に従って勇気栽培された綿は、国際認証(GOTS)を取得しています。
1-b カシミールウール
Kashimir
繊細な紡ぎや織り、そして卓越した刺繍技術を持つインド北部カシミール地方。シュリナーガルの職人によって手織りされています。肌触りしなやかな外来種メリノウールを使用。

Step 2 カディ

Murshidabad
インドを旅する中でもっとも心を惹かれた布、カディ。ヒンディー語で手紡ぎ手織り布を意味します。イギリスからの統治時代に、マハトマ・ガンディは質素なカディ布1枚を纏い「時刻の素材を紡いで織り、自力で立ち上がろう」というスローガンを掲げ、自ら実践することで独立に導いた歴史があります。それ故カディは「the fabric of Freedom」と言われ、その素朴な美しさはインドにとどまらず世界中から愛される布となりました。ニマイニタイのカディは、西ベンガルのムルシダバード村でアンバーチャルカで作られています。

Step3 染め・プリント

Bagru, Ajrakhpur
インド北西部ラジャスターン州とグジャラート州にある数百年以上の歴史を持つ2つの工房で、植物染めによるブロックプリント(木版捺染)職人に依頼しています。豊かな色彩やモチーフの多様性を感じるインド更紗を象徴する手仕事です。

Step4 縫製

4-a 縫製・ハンドワーク
Bodh Gaya
ニマイニタイの原点となるビハール州ブッダガヤ。家事や子育てをしながら働けるよう、フェアトレードによる雇用を作り出しています。
4-b 縫製
New Delhi
南デリーのアトリエで、専属のテイラーが丁寧に縫い上げます。
一枚一枚裁断し、ボタンホールも手縫いです。

ハギレの利用


縫製の際に出たハギレは可能な限りすべて再利用しています。大きめのハギレは、パッチワーク布や刺し子スカートなどに。小さめのハギレはファブリックネックレスに。
最終的に出るハギレは、繊維に戻しリサイクルマットに。
全ての生地を循環させるこの仕組みは、生地職人さんたちへの敬意から完成しました。

事務所 / 滋賀

2016年10月に京都から移転し、琵琶湖東岸に位置する滋賀県、近江八幡市に事務所を構えました。風情ある八幡堀り沿いの街並みには近代建築のウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築作品も遺り、近江商人発祥の地でもあります。