代表 廣中より

インドの今 - ロックダウン・デリー編- 

デリー・ブッダガヤの仲間とのやり取りは続けています。
携帯電話はこういう時に本当に便利ですね。

デリーの縫製職人チームは、家族なのでみんなひとつ屋根の下。

食材を購入したり、最低限の生活には問題はないようです。

彼らは口座も持っているので、オンラインで送金もできる状態なので、ひとまず仕事が再開できる日を待つのみ。

一つ心配なのは、カリムさんがえらく太ってしまったこと。

「毎日寝るしかなくて、太りました。。」とのこと。

以前のようにミシンが踏めるのか!?という不安がよぎりますが、そんなことも一緒に笑える再会の日が来るまで、元気に暮らしてほしいです。

ロックダウン前のカリムさん・リナさん一家
カリムさん弟のチャンドゥさん

ロックダウン中のカリムさん一家
ロックダウン中のカリムさん弟

デリーのアトリエ兼自宅にいるカランは、4月22日から徐々にATMまでは外出ができているようです。

ATM自体に現金が入っておらず(ロックダウン中に限らずインドあるあるです)、結局この日は、送金できなかったそう。

ATMに行く同中で、路上で暮らす人々に、周辺の人が炊き出しをしたりしている姿をちらほら目にしたそうです。アトリエのあるsaket(サケット)の近くは、感染者が非常に多い地域もあり、外出禁止令の中でも、さらに「封じ込めゾーン(containment zone)」に指定された地域は、完全封鎖措置が実施され、家や敷地から外出することを禁止されています。その地域では、食材も政府から配給されるそうです。

まだしばらく先が見えない状態のデリーの現状です。

合同会社nimai-nitai
代表 廣中桃子

代表 廣中より

インドの今 - ロックダウン・ブッダガヤ編-

ブッダガヤのメンバーは、スマートフォンを持っている人が少ないので、12年来の付き合いになる孤児院AOZORA SCOOLで出会ったラクシュマンが現地の写真を送ってくれています。
外出禁止令の中、どうやってこんなにさまざまな場所の撮影ができてのか?と尋ねると、友人にお願いしてそれぞれの家から可能な範囲で撮影してもらったのだとか。
なんて気が効く子に育ったのだと、感激したのでした。
ありがとう、ラクシュマン。

ブッダガヤにはコロナ感染者は出ておらず、野菜や生活必需品の購入に外出することはできるようです。

学業を続ける孤児の中には、お金がそこをついてしまい、一文無しになってしまったという連絡も入っています。

サントスも同じくAOZORA SCHOOLを卒業生で、ガヤ市内で1人暮らし、2人の家庭教師のバイト代で生活しながら、公務員を目指しています。

サントスには、頼りになる親族が周りに1人もいない状況でとくに心配している学生の1人です。


食材や野菜を売るお店の人には事情を説明して、後払いという約束で、食材を仕入れているのだとか。


まずは、会社として、サントスの生活と学業サポートをしていきたいと思っています。

左からラクシュマン、 ニケシュさん 、サントス
※ ニケシュさん はハティヤール村にあるAOZORA SCHOOLの創設者

ゴールデンウイーク明けには、コロナによる特別応援企画をオンラインショップで公開予定です。


生活必需品以外のお買い物に支出する気持ちになれない時期ではありますが、応援よろしくお願いいたします。

合同会社nimai-nitai
代表 廣中桃子

代表 廣中より

当面の間、「オンラインショップ」中心で

インドでは3月22日から続くロックダウンが延長され、最近ではさらに厳格に都市封鎖されており、家から一歩も外出できない状態のようです。

nimai-nitaiのインドの現場でも、さまざまな地域で依頼してきた生地の生産、縫製、配送も全てストップしています。この状態はすくなくとも5月3日までは続く見込みです。

また滋賀県立大学と進めてきた「カディプロジェクト」も実質、活動を一時中止しています。

活動地のハティアール村は奥地で、感染者が出ている情報はなく、衣食住の環境は問題ないと聞いています。

ただ、4月からは酷暑がはじまっており、毎日デリーにいるカランとビデオ電話をしていますが、猛暑の中での自宅待機はますます過酷になってきています。

デリーで雇用しているテーラー家族からも、いよいよ生活費がなくなってきたからを送金してほしいと連絡があり、オンライン口座を持つ彼らには送金できたものの、村で雇用している人たちは、ATMにもいけない状態で、送金する手段が現状ありません。
一番深刻なのは、賃貸で暮らしている核家族。
実家がある村に引越しを考えているが、移動手段がない。という深刻な連絡もありました。
なんとかしてお金を送金する方法を見つけるから、それまでは、ご飯を毎日しっかり食べて日々を過ごしてほしいと伝えています。

このような状況の中で今頭にあるのは、どんなに長期化しても、”会社を絶対に潰さない”ということです。
会社が生きていたらこの状況が終われば何かはできるはず。
今後数ヶ月で収束すれば良いのですが、これからこの状態が1年程は続くかもしれないということを予想し、会社の運営体制も大きく見直していく必要があります。

今年は近江八幡市内で、実店舗の設立を予定していましたが、スケジュールの変更も考えつつ、きっと実現できる日が来ると信じで、

当面の間は、「オンラインショップ」へ会社の事業活動をシフトさせていきます。

まずは「マスクとしても使えるハンカチ」の販売ができないか、思案中です。 インドの生産者への生活支援、生活が困窮している学生への教育支援も視野にいれて計画を練っています。

合同会社nimai-nitai
代表 廣中桃子

代表 廣中より

インドから帰国後、2週間の自宅待機がようやく終了

4月3日に帰国してからようやく2週間が経ち、帰国後の自宅待機期間が明日で終わります。
インドで2週間、日本で2週間、合計4週間自宅待機したことになります。

その間、デリー→羽田のフライト、羽田→近江八幡(レンタカー)の移動日を除いて、外部とはほとんど接触していないので、2週間の自宅待機が終わった今、現時点ではコロナ感染の疑いはないと思われます。
誰にも「疑いはない」と言ってもらえないのでせめて自分で宣言したいところです。

自宅待機のことを知った、たくさんの方に支えてもらいました。
お名前を挙げることは控えさせていただきますが、本当に本当にありがとうございました。
お気持ちが何より嬉しかったです。

部屋から出ない生活は、精神的にも落ち込み、毎日ニュースを見ると不安にもなりますが、掃除、炊事、読書などできたこともたくさんありました。
ヨガは、インドでの待機期間中は本当に精神面が助けられましたが、帰国してからは日本の生活が快適で、すぐに中途半端になってしまいました。意思が弱いです。

そして時間ができたことで、会社の状況・今後のことを見直し、
インドの現状を伝えていくことは自分の使命だと思って、
文章にしていきたいという気持ちがうまれました。

ただこの先行きの見えない状態、予定していたデパートの企画・展示は全て中止となり、4月は実質休業に近い状態です。
5月から先もまだはっきりした見通しは立っていません。

現在開催中の、京都一乗寺にある恵文社/生活館ミニギャラリーの展示も、お客様の安全を考えると、告知も在廊も積極的にできず、それでも初日には数名の方がご来場くださってお買い上げいただいたようで、本当にありがたいことですが、売上は例年と比較すると大幅に落ちています。

オンラインショップも3月から売上がガクンと落ちてしまいました。
寒さ、コロナ、外出できない等で新しいお洋服を購入する気持ちになれないのは私も同じなので仕方ないことなのですが、このまま停滞の渦に陥っていてはいけないと自分の身を奮い立たせないと。と思います。

自分が思っていたよりもはるかにこの状況は、長く続くのかもしれない。

政府の給付金や補助金もたくさんの情報だけが流れてくる中、少しずつ確かな情報を拾っていく作業を繰り返していますが、それも一時的なもの。
今は、首相はじめ政治家の言動・行動、国の対策が(これまでもそうであったはずなのは大前提として)ダイレクトに自分の身に降りかかってくるのを目の当たりにして、自分がこれまでいかに政治に無関心に近い状態であったことに気づきました。

コロナを通して、当たり前に生きてきたことが当たり前じゃなかったことに気づけたこと、 また経済の落ち込みはさておき、世界中で環境汚染が改善されていることなどを見ると、これからの生き方そのものを見直していく最後のチャンスなのかもしれないとさえ思います。

合同会社nimai-nitai
代表 廣中桃子