4月3日に帰国してからようやく2週間が経ち、帰国後の自宅待機期間が明日で終わります。
インドで2週間、日本で2週間、合計4週間自宅待機したことになります。
その間、デリー→羽田のフライト、羽田→近江八幡(レンタカー)の移動日を除いて、外部とはほとんど接触していないので、2週間の自宅待機が終わった今、現時点ではコロナ感染の疑いはないと思われます。
誰にも「疑いはない」と言ってもらえないのでせめて自分で宣言したいところです。
自宅待機のことを知った、たくさんの方に支えてもらいました。
お名前を挙げることは控えさせていただきますが、本当に本当にありがとうございました。
お気持ちが何より嬉しかったです。
部屋から出ない生活は、精神的にも落ち込み、毎日ニュースを見ると不安にもなりますが、掃除、炊事、読書などできたこともたくさんありました。
ヨガは、インドでの待機期間中は本当に精神面が助けられましたが、帰国してからは日本の生活が快適で、すぐに中途半端になってしまいました。意思が弱いです。
そして時間ができたことで、会社の状況・今後のことを見直し、
インドの現状を伝えていくことは自分の使命だと思って、
文章にしていきたいという気持ちがうまれました。
ただこの先行きの見えない状態、予定していたデパートの企画・展示は全て中止となり、4月は実質休業に近い状態です。
5月から先もまだはっきりした見通しは立っていません。
現在開催中の、京都一乗寺にある恵文社/生活館ミニギャラリーの展示も、お客様の安全を考えると、告知も在廊も積極的にできず、それでも初日には数名の方がご来場くださってお買い上げいただいたようで、本当にありがたいことですが、売上は例年と比較すると大幅に落ちています。
オンラインショップも3月から売上がガクンと落ちてしまいました。
寒さ、コロナ、外出できない等で新しいお洋服を購入する気持ちになれないのは私も同じなので仕方ないことなのですが、このまま停滞の渦に陥っていてはいけないと自分の身を奮い立たせないと。と思います。
自分が思っていたよりもはるかにこの状況は、長く続くのかもしれない。
政府の給付金や補助金もたくさんの情報だけが流れてくる中、少しずつ確かな情報を拾っていく作業を繰り返していますが、それも一時的なもの。
今は、首相はじめ政治家の言動・行動、国の対策が(これまでもそうであったはずなのは大前提として)ダイレクトに自分の身に降りかかってくるのを目の当たりにして、自分がこれまでいかに政治に無関心に近い状態であったことに気づきました。
コロナを通して、当たり前に生きてきたことが当たり前じゃなかったことに気づけたこと、 また経済の落ち込みはさておき、世界中で環境汚染が改善されていることなどを見ると、これからの生き方そのものを見直していく最後のチャンスなのかもしれないとさえ思います。
合同会社nimai-nitai
代表 廣中桃子